井浦新写真展「三井寺鑽仰」


宗祖智証大師 生誕1200年記念 井浦新写真展「三井寺鑽仰」

■期間:平成26年10月19日(日)~11月24日(月・祝)9時 〜17時(16時30分受付終了)

■会場:三井寺観音堂 書院料 滋賀県大津市園城寺町246

■料金:無料 ※三井寺山内の拝観料は別途必要となります。

■主催:天台寺門宗 総本山三井寺

■協力:一般社団法人 匠文化機構

*写真展の会場となる三井寺山観音堂書院は、元は京都嵯峨にあった旧村雲御所の書院で、京都から秀次ゆかりの滋賀県近江八幡市の八幡山に移転する際、移築されたという歴史のある建物です。

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写真展「三井寺鑽仰」によせて

『三井寺との出会いは、円空仏に魅せられて、数年前にふらっと立ち寄ったのがきっかけでした。長等山の中腹に位置する三井寺から琵琶湖を望めば、まるで寺に見守られるかのように湖が広がり、そのスケールの大きさに圧倒されたのを覚えています。数々の歴史上の重要人物を受け入れてきた重厚な山門、国宝の金堂へ続く参道は生命力あふれた美しい杜に包まれ心身が癒されます。寺と神社にはそれぞれの信仰の形がありますが、三井寺は眼に見えるものと見えないものが共存していると思います。「三井寺鑽仰(みいでらさんごう)」では、眼に見えるものだけでなく、そこに共存する三井寺の気配を、写真を通じて心で観じ入っていただきたいと願っています。

井浦 新 』

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書院

観音堂書院 内部

 

井浦さん写真

撮影:井浦新